宮川香山 関連動画のご紹介
みなさん、こんにちは。 今日は、you tube にアップされている井上良斎(三代)の子孫の方の動画をご紹介したいと思います。 https://youtu.be/4isE6DLdV0Y 子孫の方のお話は、10:45~からです。 「南区まちかど遺産写真展」の一環で開催されたトークサロンの動画です。 こういう動画が見れるのも、「南区まちかど遺産探検隊」の方々の事業のおかげですね。...
View Article宮川香山 こんなセットだったんですね、、、。
皆さん、おはようございます。 今から10年ほど前でしょうか。海外でとてもユニークな初代宮川香山のポットを発見しました。 初代宮川香山作 眞葛ミュージアム保管 個人蔵 このポットに合うカップって、どんなカップなんだろう、、、、。 10年間ずっと考えていました。 実は最近アメリカで、このポットとセットであったであろうカップをついに発見したのです!...
View Article真葛焼 王家の紋章入りカップ?!
みなさん、おはようございます。 前回に引き続き、初代宮川香山のカップをご紹介したいと思います。 明治の中期に製作された、釉下彩で華やかに彩られたカップ&ソーサーです。 初代宮川香山作 個人蔵 このカップをよく見てみますと、カップの内側に釉下彩で何やらマークが描かれています。 王家の紋章のようですね(笑) W と A と M のアルファベットであることがわかります。...
View Article宮川香山 エレガントなキャンドルスタンド
みなさん、おはようございます。 今日は、初代宮川香山作のキャンドルスタンドをご紹介したいと思います。 釉下彩の技法で、アールヌーボーの影響を強く受けたと思われるとてもエレガントな小品です。 初代宮川香山作 個人蔵 淡い紅色とグラデーションの効いた水色が、美しく調和しています。 よく見ると、使用されていた痕跡がありますね。...
View Article真葛焼 現存が確認できる最古の蟹細工作品
皆さん、おはようございます。 初代宮川香山の遺作といえば、「遺作 琅玗釉蟹付花瓶」が浮かびます。 初代宮川香山作 大正5年「遺作 琅玗釉蟹付花瓶」 個人蔵 そして、明治期に製作された蟹付の作品の代表作といえば、明治14年作の重文作品ですね。 重要文化財 初代宮川香山作 明治14年「褐釉蟹貼付台付鉢」 東京国立博物館所蔵 そして、それよりも少し前(明治11年頃)に作られた蟹作品として、 初代宮川香山作...
View Article宮川香山 片仮名「マクス」の作品
皆さん、おはようございます。 初代宮川香山の作品だと思うのですが、客観的にそれを裏付ける証拠が見つからない作品群があります。 それが、この片仮名で「マクス」の印を持つ作品群です。 「マクス」という印の近くに、丸に「ホ」という印もあるのが特徴です。 この印が押された作品をこれまで6点確認しましたが、清朝のやきものを意識した絵付けを施した作品が比較的多い印象を受けます。 宮川香山 眞葛ミュージアム保管...
View Article宮川香山 暑中お見舞い申し上げます
暑い日が続きます。 どうぞ皆さまお体にだけは気をつけてお過ごしください。 今日は、涼やかな釉下彩の作品を。 初代宮川香山作 宮川香山 眞葛ミュージアム保管 個人蔵 初代宮川香山作 宮川香山 眞葛ミュージアム保管 個人蔵 今日もブログを見て頂き、有難うございました。 眞葛 博士
View Article眞葛焼 暑い夏の夕暮れどきには、、、。
みなさん、こんばんは。 夕方になってもまだ30度近い気温になっています。 そんな夕暮れどきには、初代宮川香山のこんな作品はいかがでしょうか、、、。 涼しくなって頂ければ幸いです。 今日もブログを見て頂き、有難うございました。 眞葛 博士
View Article宮川香山 愛らしい小品
皆さん、こんばんは。3連休の中日、皆さんはどうお過ごしでしょうか。本日3回目のブログ更新です。 午前中は夏らしい釉下彩作品を、そして夕方にはこわーい眞葛焼を掲載致しました。 あまりの作風の違いに、本当に同じ窯で作られたものなのか、、と思ってしまう方も多いと思います。改めて、初代宮川香山の発想の柔軟さとエネルギーを実感します。...
View Article宮川香山 第一回内国勧業博覧会 記念製作作品
皆さん、こんにちは。 先日、第一回内国勧業博覧会時に製作された蟹の細工の付いた作品をご紹介致しました。 → http://kozan.blog.so-net.ne.jp/2017-07-13-2 今日は、同じく、明治10年の第一回内国勧業博覧会開催時に、上野の不忍池の土を使って製作された別の作品をご紹介したいと思います。 側面には、初代宮川香山自身の筆跡で不忍池の土を使ったことなどが書かれています。...
View Article宮川香山 掘り出し物
皆さん、こんにちは。 「掘り出し物」という言葉を良く耳にすることがあると思いますが、宮川香山の作品を探索していると、その「掘り出し物」に出くわすことがよくあります。 典型的な例は、売り手が宮川香山の作品だということをわからずに販売しているケースでしょう。その場合、売り手の値付けが相場とはかけ離れて安いことがあります。 但し、ネットで作品を探す場合には一工夫が必要になります。...
View Article初代宮川香山が最後に製作した作品
みなさん、こんにちは。 初代宮川香山の高浮き彫りの作品が大好きだという方々に人気のこの作品。 初代宮川香山作 眞葛ミュージアム保管 個人蔵 参考ブログ → http://kozan.blog.so-net.ne.jp/2014-03-23-1 現在、宮川香山...
View Article宮川香山 「登り窯」を写した古写真
皆さん、おはようございます。 今日はアメリカで発見した、明治時代に撮影されたと思われる貴重な古写真をご紹介したいと思います。 この古写真は、真葛窯の「登り窯」を撮影した最も古い写真である可能性があります。 写真のタイトルを見てみますと、 台紙には、[ Porcelain Kilns Yokohama Japan ] とあり、「横浜の登り窯」だと書かれています。...
View Article眞葛ミュージアム 9月3日まで写真撮影が可能に
宮川香山 眞葛ミュージアムでは、2017年9月3日(日)まで、 「初代宮川香山 技と美の饗宴」展を開催中です。 会期終了の9月3日(日)まで、試験的に全作品の写真撮影を可能にさせて頂きます。(但し、三脚、フラッシュの使用は不可)...
View Article9月9日より「初代宮川香山 遺作展 ~初代から二代へ~」開催
初代宮川香山 遺作展 ~初代から二代へ~ 宮川香山 眞葛ミュージアムでは、平成29年9月9日(土)より、「初代宮川香山 遺作展 ~初代から二代へ~」を開催致します。 今回の展覧では、初代宮川香山の「遺作」の作品群にスポットを当てます。文化の都京都に生まれ、日本一の貿易港となった横浜で明治を代表する陶芸家となった初代宮川香山が、生涯を通じて目指したもの、遺したものは何であったのかを探る展覧です。...
View Article「驚異の超絶技巧! 明治工芸から現代アートへ」
皆さん、こんばんは。 「驚異の超絶技巧! 明治工芸から現代アートへ」が、いよいよ本日から三井記念美術館で始まりました。 今回の企画展では、明治の超絶技巧作品と現代作家の作品が競い合うように展示されているのですが、現代作家が自由な発想で製作した作品のパワーが強烈で、気がつけば明治の超絶技巧作品よりも強く印象に残る企画展になっていました。 現代作家おそるべしです!...
View Article宮川香山 講演会情報
神奈川県横浜市磯子区で「横浜市電保存館」を運営する、一般財団法人横浜市交通局協力会(所在地:横浜市中区長者町、理事長:山﨑幹夫)は10月21日、同館併設ホール「しでんほーる」にて第10回しでんほーる連続講座『幻のやきもの 横浜眞葛焼』を開催します。 http://www.shiden.yokohama/news/...
View Article宮川香山 2017年12月の講演会
皆さん、おはようございます。 2017年の12月に、再び講演会を開催させて頂くことになりました。 宮川香山の真葛焼について、最近の研究成果を含めわかりやすく解説させて頂きます。 2017年12月16日 土曜日、ヨコハマポートサイド地区コンカード横浜6階にて。 参加のお申込みは、アート縁日実行委員会事務局まで。...
View Article宮川香山 真葛窯 窯跡に残る痕跡
みなさんおはようございます。 今日は真葛窯の窯跡に唯一残されていた痕跡について書かせていただきます。 眞葛窯の跡地は閑静な住宅街へと変貌し、わずかに残るレンガ壁を残して、当時のおもかげを残すものはほとんど残されていませんでした。 神奈川県立歴史博物館蔵 明治時代の銅版画にも描かれていた正門付近のレンガ壁。 その、正門側面の一部分が現存していたのです。...
View Article真葛焼研究 今年も実りある一年でした
みなさん、こんばんは。 早いもので今日は大晦日、、、。2017年も間もなく終わろうとしています。 10年以上にわたり、眞葛焼の収集、研究を続けていますが、今年もたくさんの収穫があった年でした。 ということで、今年収集した作品の中から、12月にイギリスから里帰りを果たしたばかりの初代宮川香山の作品をご紹介したいと思います。...
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